レンタルサーバーを移転する時の3つの注意点

サーバー移転は初心者でも簡単にできます

もっと高いスペックを持つレンタルサーバーに移転したいとか、セキュリティやバックアップの面で不安だから別のレンタルサーバーに移転したいとか、こういったニーズを持つ方は結構いらっしゃると思います。

ただ、サーバーの移転作業ってそうそう行うことでもないので、何となくハードルが高い気がして結局今のレンタルサーバーを使い続けてしまう・・・。そういう方が殆どではないでしょうか?

実はレンタルサーバーの移転作業というのは思ったよりも難しくなく、初めて移転作業をするような方でも簡単にできてしまうものです。

本記事ではそんなレンタルサーバーの移転作業について、注意しておきたいポイントをご説明したいと思います。


最も気をつけなければならないのは、アクセスできなくなるというミス

まずレンタルサーバーを移転する時、移転前のサーバー上にあるデータはしばらく消さずにおきましょう。

特にWebサイトやWebサービスなどを公開していた場合、移転先のサーバーでそれらが正常に動作することを確認するまでは、移転前のサーバーは解約せずにデータもそのままにしておくべきです。

レンタルサーバーの移転でまず確保しなければならないのが、1秒たりともユーザーの利便性を損ねないことだと心得てください。

それさえ気をつけていれば、後は一つ一つ順番に移転作業をしていくだけです。

サーバースペックも再チェックしましょう

また、移転先のサーバーのスペックについても、契約をする前に再度確認をするようにしましょう。

例えば見落としがちなのが、次の4点です。

  • データ転送量
  • サーバー稼働率(安定性)
  • バックアップ機能の有無
  • Cron(プログラム定期実行機能)の有無

このうち、データ転送量とサーバー稼働率はレンタルサーバー会社によってピンキリだったりしますので、しっかりと確認しておいた方が良いです。

バックアップ機能についてはあった方が良い程度のものですが、例えバックアップ機能が無い場合でも万が一のデータ消失事故に対応できるように考えておきましょう。

Cronについてはサーバープログラミングを行わないのであれば必要ありませんが、プログラミングを行うのであればあった方が良いでしょうね。

サーバー移転は計画的に

最後に、レンタルサーバーの移転には時間的な余裕を持ってあたるようにしましょう。

けして移転前サーバーの契約更新期限のギリギリになどには行なってはいけません。

というのも、時間的な余裕が無いと万が一移転作業にミスってしまった時に、自分のWebサイトやWebサービスにアクセスできない期間が発生する可能性が出てきます。

ちょっと神経質になり過ぎかもしれませんが、こういったエラーはやはり発生させるべきではありません。

ですので、移転後の動作確認期間も含めて、移転のための期間を最低でも1週間以上取れるようにスケジュールを調整するようにしましょう。

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