mixhostの評判、良い点と悪い点を実際のユーザーである私が本音で解説します
当ページでは「mixhostの評判」と称して、実際に私が2017年11月からmixhostを使ってきた中で感じたことをあなたにお伝えしたいと思います。
なお、私のmixhostの利用状況は次のような感じです。
- 契約プランは最小の「スタンダード」(月額1000円程度)
- 大小合わせて計13個のウェブサイト(WordPress)の運用
- ユーザー5万人以上のスマホアプリ(5chまとめリーダー)のサーバープログラムの常時稼働
ですので、このページを訪れるほとんどの方にマッチする情報を提供できると思います。
ぜひ最後までお読みいただき、あなたのレンタルサーバー選びにお役立てください。
もし今あなたがこのページを問題なく表示できているのでしたら、それと同じ品質のサービスが受けられると思って良いです。
mixhost(ミックスホスト) 30日間返金保証のお試し登録はこちら
目次
- 評判① mixhost(ミックスホスト)ってどんなレンタルサーバーなの?
- レンタルサーバーを選ぶ基準、絶対に押さえなければならない3つのポイント
- 評判② mixhostの良い点、嬉しい点、メリットは?
- 評判③ mixhostの悪い点、嫌な点、デメリットは?
- 総合評価:mixhostは本気で遊びたい、またはビジネスをしたい人向けのレンタルサーバー
評判① mixhost(ミックスホスト)ってどんなレンタルサーバーなの?
mixhost(ミックスホスト)は2016年にリリースされた、国内レンタルサーバーの中では比較的新しいサービスです。
リリース当初はアーリーアダプター(早期利用者、行動の早い人)たちの間で各種トラブルが報告されていましたが、2020年現在ではそれらも落ち着き、一般的な利用に耐えうるだけの優良なレンタルサーバーとして評価・認知されています。
mixhost プラン別料金表
以下は2020年1月時点の情報です。
機能 | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプラス | エンタープライズ |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料(0円) | ||||
月額(3年契約時) | 880円 | 1,780円 | 3,580円 | 7,180円 | 14,380円 |
商用利用 | ○ | ||||
再販 | ○ | ||||
アダルトサイト | ○(ただし日本の法律に則って運営されること) | 返金保証 | 30日間 |
初期費用がかからず、さらに初回契約後は30日以内であれば契約キャンセル・返金を受け付けてもらえる点が嬉しいですね。
また、もしプランを変更したいと思った時、普通のレンタルサーバーであれば「来月から」のように月極の制限がありますが、mixhostであれば申し込み後に即プラン反映してもらえます。
専用のクラウドサーバーほどではありませんが、シームレスにプランを移行できるので急激なアクセス増にも対応できる強いサーバーです。
mixhost プラン別スペック表
以下は2020年1月時点の情報です。
機能 | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプラス | エンタープライズ |
---|---|---|---|---|---|
ディスク容量(SSD) | 250GB | 350GB | 450GB | 550GB | 650GB |
CPU | 仮想4コア | 仮想6コア | 仮想8コア | 仮想10コア | 仮想12コア |
メモリ | 4GB | 8GB | 12GB | 16GB | 32GB |
ホストCPU | Xeon 36コア72スレッド | ||||
ホストメモリ | 256GB | ||||
転送量 | 3TB/月 | 4TB/月 | 6TB/月 | 8TB/月 | 10TB/月 |
メール送信制限(1時間) | 1,500通 | 2,000通 | 2,500通 | 3,000通 | 3,500通 |
メール送信制限(1日) | 15,000通 | 20,000通 | 25,000通 | 30,000通 | 35,000通 |
RAID | SSD RAID10構成 | ||||
遠隔バックアップ&データ復元 | ○(無料) |
機能 | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプラス | エンタープライズ |
---|---|---|---|---|---|
マルチドメイン | 無制限 | ||||
サブドメイン | 無制限 | ||||
MySQL(MariaDB) | 無制限 | ||||
FTPアカウント数 | 無制限 | ||||
無料独自SSL | ○(COMODO社) | ||||
独自SSL | 無料独自SSL(COMODO) | ||||
独自CGI(Perl) | ○ | ||||
PHP | ○(ドメインごとにPHPバージョン変更可) | ||||
PHP高速化 | ○(OPcache) | ||||
WordPress高速化 | ○(LiteSpeed Cacheプラグイン) | SSI | ○ | .htaccess | ○ |
Cron(プログラムの定期実行) | ○ | ||||
移転前動作確認URL | ○ | ||||
SSH | ○ | ||||
Webサーバー高速化 | WebサーバーにLiteSpeedを使用。 HTTP/2、HTTP/3、QUICなどのプロトコルに対応。 |
機能 | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプラス | エンタープライズ |
---|---|---|---|---|---|
メールアカウント数 | 無制限 | ||||
メーリングリスト | 無制限 | ||||
メール転送 | ○ | ||||
メール自動返信 | ○ | ||||
Webメール | ○ | ||||
メールウイルス駆除 | ○(送受信時) | ||||
スパムフィルター | ○ |
ディスク容量などのサーバー性能やPHPのバージョンなどは頻繁にアップデートがされているので、mixhostであれば常に最新バージョンが利用できると思って良いです。
またCMSについても、日本国内で人気のWordPressやMobableType、Joomla、Drupal、concrete5などの他、Wikiページ作成ソフトのDokuWikiやフォトギャラリーページ作成ソフトのPiwigoなど、海外で人気のCMSも簡単にインストールできるようになっています。
特に最近はWebページのレスポンシブ表示がほぼ必須と言える状況なので、海外の最先端CMSが日本のサーバーで使えるというのは嬉しい限りです。
日本国内におけるmixhostの位置づけ
性能については、個人で借りる分にはエックスサーバーと並んで国内最高クラスで、個人事業主や中小企業が使うビジネスサーバーとしても信頼性が高いです。
仮に最小プランのスタンダードであっても、年商1億円ぐらいまでのビジネス用途であれば難なくこなせるだろうといった感触ですね。
料金は個人向けレンタルサーバーサービスの中では標準か、標準より少し安いです。
ですので、mixhostは性能が良くて料金も安い、日本国内屈指のコストパフォーマンスを誇るレンタルサーバーだと言えるでしょう。
mixhost(ミックスホスト) 30日間返金保証のお試し登録はこちら
レンタルサーバーを選ぶ基準、絶対に押さえなければならない3つのポイント
ここで少し話題を変えまして、そもそもレンタルサーバーを選ぶ際に何をチェックしなければならないのかをお教えします。
それは「速度」と「安定性」、そして「転送量&同時接続最大数」です。
チェックポイント① 速度
ここで言う速度とはサーバーマシン自体の性能・スペックの高さ、そしてネットワークのデータ転送速度の2つのことです。
例えば、サーバーマシンが超高性能だったとしても、それを取り巻くネットワーク環境(バックボーン)が貧弱であれば、サーバーマシンで処理されたデータがネットワーク回線上で渋滞を起こしてしまいますよね?
逆にネットワーク環境が強力でも、そこにデータを流すサーバーマシンが激遅だったら、こちらも思ったような応答(レスポンス)は望めません。
応答時間の早い遅いは、そのままユーザーのストレスにつながります。
もちろん管理する側だって応答が遅ければ、「ボタンを押す度に毎回5秒以上待たなきゃいけない」みたいな酷い作業環境を強いられることになります。
今でこそ死ぬほど遅いレンタルサーバーって中々見なくなりましたが、それでもレンタルサーバーの速度には常に気を付けて見ていくようにしましょう。
チェックポイント② 安定性
安定性とは、まず第一にそもそも障害が起こらないこと(障害の少なさ)と、もし仮に障害が発生した時の対応の早さと正確さのことをここでは言います。
障害が発生すればサーバー上に構築しているWebサイトやアプリケーションにアクセスできなくなりますし、多くの場合で管理パネルにすらログインできなくなるので、私たち契約者は本当に「ただ障害が収束するのを見守るだけ」となってしまいます。
もし何かしらのビジネス用途で使っていた場合、障害発生中の売上は全く期待できません。
なので「安定性が大事だ」というのは、あえて言うまでもないことだと理解してもらえると思います。
で!
ここで厄介なのが、サーバーの安定性は中のマシンを入れ替えるだけでは確保されないという点なんです。
むしろどちらかと言えば、サーバースペックよりもその会社の企業としての体質が正しいか間違ってるかが安定性には大きく関わってきます。
まあ「企業の体質」なんてものは表面から見ただけでは分からないので、それこそ巷の口コミや評判を調べて回るしかありません。
一応現時点で言えるのが「超が付くほどの大手企業ほど実はヤバい」ってことと、「企業体質はそう簡単には変わらない」ってことの2つです。
ですので例えば「過去に大事故を起こしたことがあるレンタルサーバーサービス」とかは、利用するのを止めた方がいいかもしれませんね。
チェックポイント③ 転送量&同時接続最大数
転送量の多い少ないも地味ですが注意しなければなりません。
というのもサーバー会社は、あまりにも膨大なデータを転送し続けるユーザーに対しては、回線の帯域制限をかけたり、もしくは従量課金制を適用して追加料金を請求してくるからです。
帯域制限がかかればネットワークの速度が遅くなります。
従量課金の場合、制限はかからないので速度は担保されますが、その分余計なコストがかかります。
どちらの場合でも、サーバーの利用開始前にきちんとチェックしておかないと、後々余計なトラブルに見舞われることになるので注意しましょう。
また転送量と似たような要素として、サーバーへの同時接続最大数(もしくはプログラムの同時実行最大数)を設定しているサーバーもあります。
これを設定しているサーバーでは、アクセス数(プログラム実行数)がその最大数値を超えた途端に503エラーが頻出してサーバー上のコンテンツにアクセスできなくなります。
HTMLのような静的ファイルアクセスであればそこまで問題ではないのですが、WordPressサイトなどは裏でPHP/MySQLを動かしているので、この値の影響をモロに受けることになります。
サーバーのセキュリティーに関わるからか、この同時接続最大数を公開しているサービスはほとんどないので、こればかりは実際に使って様子を見てみるしかありません。
ちなみに今のところ、私が確認した中で強度が高いと感じたのがmixhostとエックスサーバーの2つです。
その他、必要だと言われてるけど特に重要でない機能について
多くのレビュアーが口コミや評判の記事で「この機能が備わっているレンタルサーバーを選べ!」と言っているけど、実はそんなに重要ではない機能についてつらつらと解説しておきます。
もちろん無いよりはあった方が嬉しいので、何ていうかオプション的な考え方で「付いてたらラッキー!」ぐらいの感覚で見ていった方が良いです。
ディスク容量
この記事を書いている時点で私は大小合わせて計13個のウェブサイト(WordPress)を運用しています。
ですが、それでも使用しているディスク容量は13サイト全部合わせても 約20GB です。
2017年11月から2020年1月までの約2年ちょっと利用して、まだそれだけしか使えていません。
そう考えると、何だかそこまで重要な数字でもないって気がしますよね?
実際私もそんな気持ちです(笑)
データベースの数
「データベースが1つしかないとWordPressを1つしか運用できない」
という口コミを結構な頻度で見かけるんですが、はっきり言ってデタラメなので信じてはいけません。
実はWordPress用のレコードに使用する接頭詞をきちんと別のものにすれば、1つのデータベース内に複数のWordPressをインストールすることが可能です。
そりゃまあWordPressサイト1,000個とかインストールしたらアクセス速度も落ちるかもしれませんが、2~3サイト分を一緒のDBに同居させるぐらいでしたら何の影響もありません。
また、最近のレンタルサーバープランであればデータベースは複数用意されていることがほとんどですので、よほどの安いプラン、または旧体制が抜けない時代遅れのプランでない限りは気にする必要はありません。
マルチドメインの数
設定できる独自ドメインの数ですが、ごく一般的な利用目的であれば10~20個もあれば十分です。
多分、そんなにあっても使い切れないことがほとんどでしょう。
メール送信制限
「メールサーバーとして使いたい」というニーズが私の中にないので細かいことは分かりませんが、これも余程の低品質プランでなければ気にする必要ないでしょう。
少なくとも私はこの辺りに関しては全く気にしていません。
もしも気にしなければならない場合は、1日のメール送受信数やメールデータ量などの想定値を概算で出してサーバー性能値と比較すればOKです。
Cronジョブの実行可否
Cronとはプログラムの定期実行が行える機能のことで、私はスマホアプリの5chまとめリーダー向けにPHPプログラムを定期的に実行していますね。
なので私のようなアプリ開発者にとっては必要になるかもしれませんが、そうでない多くの人にとっては「何それ美味しいの?」って感じだと思います。
アフィリエイトサイトやブログ運営には必要ありませんね。
サポートの充実度
レンタルサーバーのレビューをする時によくサポートの充実度が挙げられますが、実はあれって他にレビューするものが無いから引き合いに出してるだけなんですよね……(笑)
私はこの記事を書いている時点でmixhostを2年、エックスサーバーを3年、さくらのレンタルサーバーを7年使ってますが、サポートに連絡したのなんて10回にも届きません。
そもそも、上で挙げた「レンサバを選ぶ基準3つのポイント」が満たされていれば、サポートのお世話になることなんてそうそうありません。
また、仮に深刻なトラブルが発生してしまった場合、サポートに頼っても全く助からないことがほとんどです。
もちろん、基本的な質問にすら答えてくれないサポートは論外です。
しかしそれさえきちんとしてくれているなら、サポートが充実していようがしていまいが、私たちユーザーにとっては大した意味はないんです。
レンタルサーバーのバックアップ機能が必ず助けてくれる訳ではありませんし、2012年にファーストサーバという会社で起きたデータ消失事故では5000件以上のデータがバックアップごと人的ミスで吹き飛んでいます。
どんな高機能サービスでも絶対はない、そう考えて予防線を張っておくと万が一のトラブルにも落ち着いて対応できますよ。
評判② mixhostの良い点、嬉しい点、メリットは?
さて、レンタルサーバーの選び方についてつらつらと語らせてもらいましたが、ここからはmixhostの話に戻りたいと思います。
私が2017年からmixhostを使っていて感じた、mixhostのメリットについてお話ししましょう。
3つのポイント全てに合格!コスパ最強のレンタルサーバー
mixhostは、先ほど私が「レンタルサーバーを選ぶ基準」として挙げた「速度」「安定性」「転送量&同時接続最大数」の3つのポイント全てに合格点を与えられるサーバー性能を持っています。
現在私はWordPressサイト13個とスマホアプリ用のPHPプログラム1セットを1つのサーバー内で並行して動かしていますが、特にこれといった遅延やトラブルは発生していません。
このサイトもmixhost上に設置してあるので、今あなたがこの記事を問題なく読めているのであれば、それはつまりそういうことですね。
サーバーの性能や品質の向上に超前向き
mixhostはアップデートに関するアクションがとにかく早いです。
特にサーバー性能や品質の向上に前向きで、CPU性能、ディスク容量、転送量目安などの基本性能は定期的に見直しが入ってますね。
また、2019年時点で最新となる「HTTP/3」という通信プロトコルに日本で初めて対応するなど、mixhostって外資系なの?ってぐらい攻めの姿勢で運営しているのが分かりますね。
アダルトサイトの運営が可能
サーバー性能表にも書きましたが、実はmixhostではアダルトサイトの運営が可能なんです。
日本国内でアダルト可のレンタルサーバーって意外と少なくって、やっと見つけたと思ってもサーバー性能が超低いくせに料金だけはバカ高い、そんなサーバー会社ばっかりなんですよね。
mixhostはその真逆で、国内最高のレンタルサーバーの1つであるエックスサーバーと同等の性能・品質・料金でありながら、アダルトサイトの運営ができちゃうんです。
私はアダルトサイトの運営はしませんが、それでもこの点は他の純国産レンサバには無い特徴なので素直に感心してます。
月額料金は最安でも12,800円からと高額ですが、それに見合うサービスが受けられることは間違いありません。
もしあなたがアダルトサイトの運営でサーバーに困っているのでしたら、mixhostの専用サーバーを一度試してみてはいかがでしょうか?
グローバルスタンダードな管理画面
mixhostのレビューで必ずといって良いほど話題に出るのが「cPanel」と呼ばれるサーバー管理画面です。
多くのレビュアーが「使いづらい」と低評価を付けているんですが、cPanelって海外ではスタンダードな管理画面なんですよね。
そのため、純国産レンタルサーバー会社の管理画面に慣れてしまっていると確かに使いづらく感じるんですが、一度使い慣れてしまえばcPanelがいかに合理的にメニュー配置されているか肌感覚で分かると思います。
あと、cPanelに慣れておくと、mixhost以外のレンタルサーバーでcPanelが出てきた時にものすごく安心します。
私の仕事柄、海外企業のレンタルサーバーを使うこともたまにあるんですが、ついついcPanelを採用しているところを探してしまいます。
「書いてある文字はよく分からないけど、cPanelのアイコンは同じだから何となく操作できる!」
これってやっぱり安心ですよね(笑)
移転前動作確認URLのおかげでドメイン設定前に環境構築できる
こちらも大抵のレビュアーが口コミで「なぜこんないらない機能を???」と酷評している機能ですが、使ってみれば非常に合理的で便利な機能です。
どういう機能か、ちょっと順番に説明しなければならないんですが、まずmixhostの利用を開始する際に「初期ドメイン」を決めなければなりません。
ここでは初期ドメインを「shokidomain.mixh.jp」としたとしましょう。
そして、WordPressサイトとかを作りたい時には独自ドメインを取得しますよね?
独自ドメインは「mypage.com」を取得したとしましょう。
で!
この独自ドメインをmixhostに設定した時、アクセス可能となるURLが独自ドメインURLの他にもう1つ作られるんです。
具体的には以下のような感じです。
種別 | URL |
---|---|
独自ドメイン | http://mypage.com |
移転前動作確認URL | http://mypage.com.shokidomain.mixh.jp |
これら2つのURLのどちらにアクセスしても、表示されるのは「http://mypage.com」で使おうと思っていたページです。
一見すると確かに無駄のように見える機能ですが、この「移転前動作確認URL」があるおかげで、独自ドメインがアクセス可能となる以前からページの準備をしておけるんです!
この機能は、例えばWebサイトやWebアプリの引っ越しをする時とかに便利で、通常であれば移転後の動作テストはドメインまで全て引っ越し終わってからでないと行えません。
独自ドメインって設定して即使えるようなものではなく、DNSと呼ばれるインターネット上のIP情報が更新されるまでアクセスが不安定になったりするんです。(DNS情報の更新目安は最長で48時間)
しかしmixhostでは「移転前動作確認URL」でアクセスできるので、独自ドメインの設定変更が馴染む前に、引越し後のWebサイトやWebアプリが正常に動くことを確認しておけるんです。
逆にmixhostから他のサーバーに引っ越す時も便利で、独自ドメインをmixhostから剥がして他のサーバーに紐付けた後もmixhostの「移転前動作確認URL」は有効なままなので、移転先で何かしらのトラブルが発生してもすぐに有効な対処をすることができます。
普通に使っていてこの合理性を実感することは稀かもしれませんが、少なくとも無駄な機能でないことは私が保証します。
URL、つまり入り口が違うだけで、入った先にあるデータは同じサーバー内の同じディレクトリのものを参照しています。
無駄にサーバー容量を食ったりする機能ではありませんので、mixhostをご利用の際はぜひ安心してくださいね。
ヘルプページが詳しすぎる
メリットというと少し違うかもしれませんが、mixhostのヘルプページは日本国内でも有数の分かりやすさ&詳しさだと個人的には評価しています。
文字だけでなく画像付きで手順を説明してくれますし、ヘルプページの情報が古くて役に立たないといったことも今のところありません。
mixhost以外にもいくつかのレンタルサーバーサービスを利用してきましたが、ここまで分かりやすいヘルプページは正直言って初めてだと感じました。
評判③ mixhostの悪い点、嫌な点、デメリットは?
レンタルサーバーサービスとして見た時、はっきり言ってmixhostにそこまで悪い点は見当たりません。
ただ、1つだけ「え?なんで!?」って声を出して驚いてしまったのが「初期設定でindexofページが閲覧できてしまう」という問題ですね。
indexofページとは、何も配置されていないサーバーフォルダにアクセスした時、そのサーバーのフォルダ階層が閲覧できるといったページです。
これをされるとサーバーの中にどんなデータを置いているかが丸見えになってしまうので、情報の保護やセキュリティーの観点から見てあまり良くないです。
※indexofページの例。サーバー内のデータがパソコンのフォルダ一覧のように表示されます。(出典:一覧ページ(Index of)を非表示にする方法 – 寝ログ)
設定で404エラーページを表示するように変えることができるので重大なインシデントではないのですが、レンタルサーバーの初期設定でここがindexof可能となっているのだけは不思議で仕方ないです。
なので、もしあなたがこれからmixhostを使おうと思っているのでしたら、この1点だけは契約直後に設定を確認するようにしてください。
総合評価:mixhostは本気で遊びたい、またはビジネスをしたい人向けのレンタルサーバー
mixhostはミドルからそこそこヘビーな使い方をしたい人向けの本格性能のレンタルサーバーだと、私個人は評価しています。
また「最初はスモールスタートで、もし伸びるようならそこから大きく広げていく」みたいな展望がある方にもおすすめできると思います。
最小プランなら月々の支払い負担も少ないですし、やりたいことを広げていく時に「サーバー性能が不足していて引っ越しを迫られる」なんてこともありませんからね。
ちなみに私は最初ここをケチったがために、結果的には5chまとめリーダーで当時抱えていたアクティブユーザーの約20%を失うハメになりました。
必要なものに必要なだけコストをかけるってのは本当に大事ですね。
とまあ、色々と余計なことまでお伝えしましたが、もしあなたが月額1000円ぐらいの価格帯で優秀なレンタルサーバーを探しているのでしたら、mixhostは確実におすすめできるサービスです。
お試し期間もありますので、「ダメだったら他を探せば良い」ぐらいの気持ちで一度使ってみてください。
きっと満足してもらえると思いますよ。