文章中のキーワード出現率を調整してSEO対策をしよう
記事タイトルだけではロングテールSEOは完成しない!?
前回の記事ではロングテールSEOについてご説明しましたが、実は記事タイトルの調整だけではロングテールSEOは未完成のままなのです。
実は、記事そのものの「キーワード出現率」まで調整して初めてロングテールSEOはその真の効果を発揮することができます。
とは言え、いきなりキーワード出現率なんて言われても、何が何やらさっぱり分かりませんよね?
そこで本記事では、ロングテールSEOの完成に必須のキーワード出現率について簡単にご説明して行きたいと思います。
キーワード出現率、その調整方法
キーワード出現率とは、1つのページの中に自分がターゲットとしているキーワードがいくつ(何%)含まれているかといった指標のことです。
百聞は一見にしかず、まずは次のサイトを開いてみてください。
そして、「キーワード出現頻度」のタグをクリックして、キーワード出現率を調べたいページのURLを入力してチェックボタンを押しましょう。
すると、以下のようなリストが出てくると思います。これがキーワード出現率です。
今回は当サイトのトップページのキーワード出現率を調べてみたのですが、「レンタルサーバー」「おすすめ」の2つのキーワードが上位に来ていることが分かると思います。
このように、ターゲットとなるキーワードのそのページ内での出現率を上位に持ってくることが、キーワード出現率の調整方法となります。
キーワード出現率の適正値
なお、キーワード出現率には適正とされる数値があります。
それは1位のキーワードは1ページ内に5%~8%といった数値です。
その後、2位3位と下がっていくにつれて、キーワード出現率も4%、3%、2%と下がっていく・・・といった感覚でしょうか。
この辺りは経験則の部分も多いので何とも言えませんが、少なくともキーワードを詰め込み過ぎるとあまり良くないということは事実です。
なるべく自然な文章を心がけつつ、さりげなくターゲットキーワードを散りばめるようにしましょう。
現在のSEOではキーワード出現率は重要視されなくなっている?
ちなみに、キーワード出現率について詳しく調査していくと、結構な頻度で「SEOのためにキーワード出現率の調整はしなくて良い」「キーワード出現率にSEO効果は無い」「キーワード出現率はもう古い」といった内容の記事が検索結果に上がってきます。
彼らの主張としては、「キーワード出現率は以前はSEO効果のある要素だったけれど、今では全く重要視されていない」といったものです。
確かに、キーワード出現率が最適化されていなくとも上位表示されているページは山ほどあります。
彼らが言うとおり、キーワード出現率はもはや過去の遺物なのかもしれません。
しかし私は、キーワード出現率には未だある程度の効果があると思います。
何故なら、私が運営しているアフィリエイトサイトの1つで、以前大幅にキーワード出現率の最適化を行なったのです。
その直後から、検索順位がぐんぐんと上がっていき、それまで月1万しか稼げていなかったサイトがいきなり月5万も稼げるようになったのです。
この実体験があるため、私は今でもキーワード出現率はなるべく最適となるように心がけています。
キーワード出現率を意識して記事を書きましょう
今ではSEO効果が無いという意見の多いキーワード出現率ですが、上述した通り私は全く効果が無い訳ではないと思っています。
少なくとも、キーワード出現率を意識せずに書いた記事と、意識して書いた記事とでは、後者の方が早い段階で検索順位の上位に上がってくると実感しています。
ですので、これまでキーワード出現率を意識してこなかった方も、これからはほんの少しだけ意識しつつ記事を書くようにしてみてはいかがでしょうか?
そうすれば10記事に1つ、いや5記事に1つぐらいは、検索上位に上がってくるかもしれませんよ?