アクセスが集まるWebサイトの作り方 ~サイトレイアウト編~
カッコ良いサイトを作ろうと思っていませんか?
ユーザーの目を引くようなサイトを作ろうと思った時、初心者ほど凝った作りのサイトレイアウトにしようと考えます。
ですが、初心者がサイトレイアウトに凝れば凝るほど、ユーザーに取って見づらいサイトになってしまいがちです。
実は、Webサイトのレイアウトのデザインってしっかりとそれを勉強した人でないと難しいものだったりするんです。
サイトレイアウトの基本はとにかく見やすいこと!
サイトに訪れるユーザーは意外とサイトのレイアウトのデザインには注目していません。
彼らが注目しているのは、主に次の2点です。
- 自分が必要とする情報が載っているか
- そしてそれが見やすく載っているか
サイトにアクセスしてくるユーザーの殆どが、何かしらの目的を持ってやって来ます。
そして彼らの目的が果たされることが第一の目的で、レイアウトがカッコ良いかどうかなんてことは二の次三の次な訳ですね。
Webサイトを苦労してつくり上げる側からすると何だか納得が行かない気もしますが、そもそも我々Webサイト管理者とユーザーとでは目的が違うので仕方がありません。
そして自分のサイトにアクセスを集めようと思うのならば、可能な限りユーザーの目的に視点を合わせることが必須条件なのです。
アクセスが集まるWebサイトのおすすめレイアウト
という訳で、私が自分のサイトにアクセスを集めるために特に気をつけているレイアウトの設定をご紹介したいと思います。
1. 文字は大きく
まず、本文やサイドメニューなどの文字を大きめに設定しましょう。
大体15pxほどを基準に、見出しはちょっと大きめに、メニューはちょっと小さめに、などと調整して行けば良いです。
文字が大きいと小さい子の絵本みたいでカッコ悪いと思うかもしれませんが、Webサイトのレイアウトにおいて「読みやすいは正義」です。
2. サイト名はでかでかと
名は体を表すと言うように、サイト名はそのサイトの内容や目的を表すことが殆どだと思います。
自分のサイトがどういった情報を扱っているのかをユーザーにしっかりと認識させるため、サイト名は特に大きく表示しましょう。
3. 背景は白、文字は黒、リンクは青/赤
初心者ほど黒背景を使いたがる傾向にあるそうですが、基本的に黒はデザインのご法度とされています。
というのも、実際に下手な人が黒を使ってデザインを行うと、クールに見えるどころかとてもダサく見えてしまうものなのです。
Webサイトに限らず、黒はデザイナーにとっては鬼門なのです。
かと言って他の色もやはり初心者には扱いが難しいでしょう。
ですので最初の内は基本に忠実に、背景には白を、文字色には黒を、そしてリンクテキストには青/赤を使用するようにしましょう。
4. レイアウトは2カラム
1カラムのサイトや3カラムのレイアウトが流行った時期もありましたが、レイアウトの基本はやはり2カラムです。
本文+サイドメニューというシンプルな構成が、一番ユーザビリティを向上させてくれます。
5. ユーザーに特に見て欲しい記事をピックアップ
厳密に言えばサイトレイアウトとはちょっと違いますが、ユーザーに特に見て欲しい記事を通常のレイアウトとは別の枠に表示するとユーザビリティの向上に繋がることもあります。
例えば、画面スクロールに追従してくるサイドメニューなどをよく見かけませんか?
ああいった演出はやり過ぎなければ非常に効果的です。
ただしサイトレイアウトには例外もあります
基本的に見やすく、そしてユーザーのためにレイアウトを作ってあるサイトが良いサイトだと私は思います。
ただしもちろん例外もあって、例えば物販や会員登録など目的としたサイトは、見にくくとも凝ったレイアウトであった方が良い場合があります。
大雑把に分類すると、当サイトのようにユーザーに情報を提供するサイトは見やすいレイアウトの方が好まれ、楽天市場やAmazonなどのように何かを直接販売・勧誘するようなサイトは多少ごちゃごちゃしたレイアウトが好まれる傾向にあります。
ですので、自分がこれから作るサイトがどういった目的を持ったサイトなのか、しっかりと考えてからサイトレイアウトを調整してみてくださいね。