実際のアフィリエイト作業の流れ
成功するアフィリエイトサイトを作るための作業の流れ
前回の記事「基本的なアフィリエイトの流れと、成功するアフィリエイトの条件」では、どういったサイトを作ればアフィリエイトが成功するかを簡単に説明しました。
※まだ読んでいない方は、先に前回の記事を読んでから本記事をご覧になってくださいね。
しかし、現時点では多くの方が「成功するアフィリエイトの条件について理屈は分かったけれども、具体的にどういった作業をすれば良いのか分からない」といった状態だと思います。
ですので、本記事では実際に私がどういった手順でアフィリエイトの作業を行っているのか、その流れについてご説明したいと思います。
実際のアフィリエイトは大きく分けて4つの作業に分かれています
アフィリエイトと一言で言っても、その作業は様々な要素が絡み合っていて、ただ闇雲にがんばっただけでは思ったように成果は出せません。
そこで、アフィリエイトの作業を、いくつかのブロックに分けて考える必要があります。
まずは次の図を見てください。(クリックすると大きいサイズで開きます)
これが私がアフィリエイトを行う際の作業の流れになります。
こういった流れ図を見慣れていない方にはピンと来ないかもしれませんが、要するに「アフィリエイトサイトの完成図、設計図を先に作っておいて、その設計に沿ってサイトを作り上げていく」ように作業を進めているのです。
例えば、家を建てるのに図面も引かずにいきなり建築を始めるなんてことはしませんよね?
しっかりとした家を建てるためには、しっかりとした図面、つまり設計図が必要になってくるはずです。
ブログやホームページと言うと形が見えないため、何となくビジョンも無くフワフワと始めてしまいがちですが、しっかりとしたアフィリエイトの成果を出すためには、やはりしっかりとサイトの設計をしなければならないのです。
アフィリエイトの作業の流れ、各作業ブロックの説明
先ほどの図にあった各作業ブロックの説明を簡単にしたいと思います。
具体的な説明についてはまた別の記事で行いますので、ここでは何となくこういった作業があるんだな、ぐらいの感覚でいてください。
アフィリエイトの作業の流れ① 共通作業
サイトのテーマを決めたり、記事のカテゴリーや記事タイトルを決める、最初の段階の作業です。
この時点で、どういったサイトになるのか、どういった記事を書くのかが70~80%程決まります
まさにサイトの設計にあたる作業ですね。
ちなみに、サイトのテーマ=取り扱うアフィリエイト商材なので、この時点で失敗(※)すると思ったよりも成果が上がらず落胆することになります。
※アフィリエイト商材によって、利益率などが全く違ってくるということです。
アフィリエイトの作業の流れ② ライティング
実際にユーザーに読んでもらう記事を作成する作業です。
この作業に入る頃には記事のカテゴリーやテーマの大体が決まっているため、後はそのテーマに沿って書いていくだけのルーチンワークですね。
ただし、文章としての面白さはもちろんのこと、SEO対策(※)ともなるターゲットキーワード出現率の調整なども考慮しつつ記事を書かなければならないため、ルーチンワークと言えども難易度は高いです。
逆に言えば、そういったライティングさえできるのであれば、アフィリエイトはもう半分以上成功したも同然でしょう。
※SEO対策についてはまた別の記事で説明します。
アフィリエイトの作業の流れ③ HTMLカスタマイズ
サイトの背景や文字サイズ、広告の位置など、総合的なレイアウトの調整・修正を行う作業です。
これについては、数多くのアフィリエイターやブロガーたちが試行錯誤を重ねて推奨のテンプレートを作り上げているため、それに沿う形でレイアウトを修正するだけで良いですね。
なので、後は自分の好みなどでやらなければならないことが変わってきます。
簡単にしようと思えばいくらでも簡単にできますし、逆に凝り始めるといつまでもレイアウトが決まらない、ある意味個人の趣味や嗜好が一番分かりやすく表に出てくる分野です。
ただ、実際に記事を表示してみた時にイメージと違っていたなんてこともレイアウトの調整では良くあることで、そのため最初はざっくりと作っておいて、ある程度サイトの形が整ってきた時にまとめて修正すると手間も少なくて良いかもしれないですよ。
ちなみに当サイトではプロブロガー・アフィリエイター向けSEOテンプレートの賢威テンプレートを利用しています。
他のWordPressテンプレートもいくつか使ってみたのですが、使いやすさが断然違いますね。
アフィリエイトの作業の流れ④ 被リンク対策
50~100記事ほどを掲載して、サイトとしての価値が高まって来たと感じた時にやるべき作業です。
例えば、パソコンのレビューサイトを作ったとしたなら、同じようにパソコンについてレビューしているサイトや、パソコンの小技集みたいなサイトなど、とにかく自分のサイトのカテゴリーと似たようなサイトから自分のサイトへのリンクを貼ってもらうと良いでしょう。
そうすることで似たようなカテゴリーのサイト同士の繋がりが出来て、サイトに訪れるユーザーにとっても便利なリンク集が出来上がります。
また被リンク対策は、外部SEOと呼ばれる「目には見えないけれど確実にアフィリエイトの成果に影響があるモノ」への対策ともなるため、なるべく多くの関連サイトからリンクを貼ってもらうようにしましょう。
その他、TwitterやFacebook、Google+などのソーシャルネットワーク上で自分のサイトの情報を拡散させることも、最近では重要となっていますね。
ただし被リンク対策については、ライティング作業やHTMLカスタマイズ作業をしっかりと行っていれば、自然とリンクされていたりソーシャル拡散されたりするため、ここに力を入れるよりは他の作業に注力した方が良い結果に繋がる場合もあります。
アフィリエイトを全部一人でやろうとすると、結構大変かも・・・?
さて、実際のアフィリエイトの作業の流れについて簡単に説明しましたが、何となくでも理解していただけたでしょうか?
勘の良い方や、すでにある程度経験のある方はお分かりになったかもしれませんが、それぞれの作業がそれなりに専門性の高いものとなっています。
ライティングに関しても、ライターという職業があるぐらいですから、上を目指せばキリがありません。
HTMLカスタマイズに関して言えば、システムエンジニアやWebプログラマーなど、そういった技術畑の人達のテクニックですから、未経験の人がいきなりHTMLのソースコードを見てもきっとチンプンカンプンだと思います。
ですので、もしあなたがアフィリエイトが全く未経験で、ライティングもHTMLカスタマイズもしたことがないと仰るのであれば、ひとまずHTMLのカスタマイズは後回しにした方が良いかもしれません。
無料ブログなどのデフォルトのデザインでもアフィリエイトの成果を出すことは可能ですから、それよりはサイトの設計図となる共通作業、そしてアフィリエイトサイトの命とも言えるライティングの作業をしっかりと行えるようになった方が良いでしょう。
一つ一つ覚えていけば、いずれ一人で全部できるようにもなります。
それまではコツコツがんばりましょう。