アフィリエイト記事の書き方、あなたの文章が3倍読みやすくなる方法
読みやすい記事の書き方が分からない!
アフィリエイター同士で交流をしていると、よく初心者の方からこういった意見(質問)が出てきます。
「書くことは決まってるんですが、文章を書くのが下手くそでどう頑張っても良いと思える記事にならないんです。」
なるほど、初心者あるあるですね。
実際の話、世の中にいる約半数の人が文章を書くという行為については素人です。
小学校から高校や大学まで日本語を使いそして勉強してきたという方でも、いざ自分の意見を述べる文章を書こうとした場合に筆が進まないということはよくあります。
なぜなら、それまでの勉強では大抵の場合自分は「読む側」で、自分が「書く側」になることってほとんど無いからです。
人に読ませるための文章を書く、という経験が圧倒的に不足しているのです。
そのため、自分で記事を書いてみた時に「ああ、なんて下手くそなんだろう」と感じてしまうのですね。
読みやすい記事の書き方、基本は起承転結の4段構成
上手いと思える文章、読んでいて気持ちの良い記事を書けるようになるには、基本的には反復練習をするしかありません。
ただ、その際には文章の構成・段落を意識するようにしてみると良いでしょう。
あなたも小~中学生の時に習ったと思いますが、文章の書き方の基本は起承転結の4段構成です。
習ったけれどいまいちよく覚えていないなあ・・・という方のために、念のため説明しておきましょう。
私は起承転結を以下のように理解しています。
- 起:記事の主張につながる問題提起
→理由を明確にして、なぜそれを主張するのかを際立たせる。 - 承:提起した問題に対しての解決策
→その記事の主張となる部分で、一番力を入れて書くべき段落。 - 転:提示した解決策の発展・展開
→承の段で主張した事柄を別の角度から見てみたり、主張を打ち消すようなケースについて言及してみる。 - 結:記事のまとめ、総括
→改めて自分の意見・主張を述べて、読者になるほどと感じさせる。
例えばこれを今回の記事に当てはめてみると・・・。
- 起:読みやすい記事の書き方が分からない!
→悩んでいる人がいるという事実から、読みやすい記事の書き方という問題を提起。 - 承:読みやすい記事の書き方、基本は起承転結の4段構成
→問題に対しての解決策をスマートに提示。 - 転:序破急という3段構成という書き方もあります
→類似する他の考え方を提示することで、問題の解決策にいくらかの幅を持たせる。 - 結:これらを意識することで、読みやすい記事を書くことができます
→読者が納得して読み終えられるよう、自分の主張を簡潔に述べて締めくくる。
ちょっとまだお読みになっていない部分の見出しも入っていますが、この記事の構成はこのようになっています。
このようにしっかりとした道筋を立てて文章を書くようにすれば、あなたの記事もきっとすっきりと読みやすいものになるでしょうね。
序破急という3段構成という書き方もあります
ちなみに段落構成の考え方には、上述した起承転結の他にも序破急という3段構成の考え方もあります。
序破急とは雅楽や能といった日本の古典芸能で楽曲を構成する際に用いられる考え方です。
起承転結に置き換えると序破急とは起承結、または起転結といった感じでしょうか。
いずれにしても、起承転結と同じく2つ目の段落で読み手を強く惹きつけなければなりません。
私は序破急を積極的に使うことはあまりないのですが、4段構成にするには話題が広がらない時などは無理せずこちらの3段構成にするようにしていますね。
まあこれは好みの問題なので、どちらでも自分にしっくり来る方を採用すると良いと思いますよ。
これらを意識することで、読みやすい記事を書くことができます
起承転結(または序破急)のように文章の段落を意識することで、記事の読みやすさ、ひいては書きやすさが大分違ってきます。
実際に私がこの記事を書いた時も、まず最初に4つの段落を構成する見出しを決めましたからね。
そしてその見出しに沿った内容の文章をつらつらと書いていっただけなのです。
どうですか?簡単なものでしょう?
もちろん、これは私が効率良く文章を書くための記事の書き方ですので、この書き方がそのままあなたのやり方・方針にフィットするかは分かりません。
ただ1つだけ言えるのは、起承転結も序破急も、長い歴史の中で体系的に組み立てられて来た技術だということです。
その技術を学び覚えることは、読みやすい文章を書くという目標に確実に繋がっています。
ですので、もしあなたが冒頭で述べた初心者アフィリエイターのように「上手に記事が書けない」とお悩みでしたら、こういった基本的な技術を学んでみることをおすすめしますよ。
がんばってみてくださいね。