SEO効果を最大限に引き上げるキーワードの選び方

SEOの効果を高めるにはキーワードの選び方を覚えなければなりません

アフィリエイトやネットショップ、はたまた自社ブランドの宣伝など、とにかく何かしらの目的を持ってWebサイトを運営している人にとっては自分のサイトにどうやって人を呼び込むかというのが重要な課題の1つだと思います。

そのために必要となってくるのがSEO対策です。

SEO対策と一言で言ってもHTMLの最適化から被リンク構築まで多種多様な方法がありますが、何にせよSEO対策を正しく行えば検索結果に表示される順位も上がり、効率的にサイトユーザーを増やすことができます。

そんなSEO対策の中でも特に覚えなければならないのが、コンテンツ作成に利用するキーワードの選び方です。

キーワードの選び方を覚えれば効率良くSEO対策が施せるだけではなく、新規に作成する記事のネタ探しなどにも使えるため一石二鳥のテクニックなんですよ!

という訳で、今回はそんなSEO対策のためのキーワードの選び方についてご説明したいと思います。


SEOキーワードを抽出しよう

まずは自分のサイトで扱っているテーマ・ジャンルに関するキーワードを思いつく限り全て抽出して行きましょう。

抽出方法は次の3つです。

  1. Googleサジェストキーワード取得
  2. ライバルサイトの記事の分析
  3. Yahoo!知恵袋などの質問サイトで検索

SEOキーワード抽出方法その1 Googleサジェストキーワードを取得する

最も数が多く、そして手っ取り早いおすすめのキーワード抽出方法がこのGoogleサジェストキーワードの取得です。

GoogleサジェストキーワードとはGoogleの検索窓に文字を入力した時に表示される検索候補のことで、ここには巷でよく検索されているキーワードが候補として表示されます。

Googleサジェストキーワード
※Google検索で「レンタルサーバー」と入力した時のサジェスト画面。

つまり、サジェストキーワードを拾っていけば、自ずと検索回数の多い人気のキーワードを集めることができるという理屈です。

ちなみにこのサジェストキーワードは以下のページを使えば一発で抽出することができます。ぜひ利用してみてください。

>> Googleサジェストキーワード取得ツール

SEOキーワード抽出方法その2 ライバルサイトの記事を分析する

すでにそれなりの成果を出しているであろうライバルサイトの記事を1つ1つ見て回り、それらを分析することでSEO対策に役立てるという方法もあります。

SEOを意識している記事であれば、まずはタイトル内にターゲットとなるキーワードが含まれていると思うので、それをピックアップして行きましょう。

さらに掘り下げるのであれば、SEOチェキなどのツールを使いライバルサイトの記事内のキーワード出現率を調べ、そこからSEO効果が得られそうなキーワードを抽出するのも1つの手です。

ただし結構な手間がかかりますので、どうしても気になるテーマにだけ適用するなど、運用方法については自分で考えて決めてくださいね。(私は面倒なのでここまではやってません、笑)

SEOキーワード抽出方法その3 Yahoo!知恵袋などの質問サイトを検索する

Yahoo!知恵袋のようなユーザー同士が交流する質問サイトなども、実はキーワードの宝庫だったりします。

使い方は簡単で、知恵袋内のスレッドをただ検索するだけです。

Yahoo!知恵袋 検索窓
※Yahoo!知恵袋の検索窓。

それだけでユーザーの生の悩みがピックアップできます。

悩み事に関するキーワードは、たとえ検索回数が少なくともニーズの高いキーワードであることが多いため、いまいち自分のサイトにSEO効果が得られていないと感じた時は積極的に採用すると良いでしょうね。

SEO効果の大きい順にキーワードを選びましょう

さて、SEOキーワードの抽出作業はこれで完璧ですね。

抽出したキーワードを1から10まで順番にしらみつぶして記事を書いていくでも良いのですが、もしさらに効率良くSEO対策を行いたいと思うのであれば、SEOの効果別にキーワードを選ぶ方法を覚えておきましょう。

私の場合、抽出したキーワードは次のように仕分けることにしています。

  1. 自サイトのメイン・関連テーマで、且つユーザーのニーズや悩みに直結しているキーワード
  2. 自サイトのメインテーマとそれに関連するキーワード
  3. 同ジャンルではあるけれど、自サイトのテーマとは繋がりが薄いキーワード

自サイトのメイン・関連テーマで、且つユーザーのニーズや悩みに直結しているキーワード – SEO効果:大

どのキーワードよりも優先して選ぶべきは、ユーザーのニーズや悩みに直結していそうなキーワードたちです。

これらは検索回数自体はそこまで多くないのですが、その分ユーザーの持つ潜在ニーズは高く、高確率であなたのサイトの「お客さん」になってくれる傾向にあります。

またこういったニーズや悩みに関する記事はSNSでシェアされやすく、上手く行けばそこからの流入や、SNSで拡散されることによる外部SEO効果なども期待できるため、一石三鳥のキーワードなんですね。

自サイトのメインテーマとそれに関連するキーワード – SEO効果:中

自サイトのメインテーマ、関連テーマに関するキーワードは、サイトのメインコンテンツとなるべきキーワードたちです。

アフィリエイトサイトを例とするならば、そのサイトで取り扱っている商品の説明やレビュー記事などがこれに当たるでしょう。

これらはとてもよく検索されるキーワードなのですが、その分ライバルサイトたちも気合いを入れてコンテンツを作っていますし、ユーザーの持つニーズもそこまで高くはないため、総合的なSEO効果は思った程得られない傾向にあります。

とはいえ、あなたのサイトを完成させるためには必要なキーワードですので、必ず選ぶようにしておきましょう。

同ジャンルではあるけれど、自サイトのテーマとは繋がりが薄いキーワード – SEO効果:小

サイト作りに余裕があったら使いたいのがこれらのキーワードです。

「同ジャンルだけど繋がりが薄い」とは、例えばあなたはギターのサイトを運営していたとしましょう。

そんなあなたは、あなたのサイトのメインコンテンツにベースやドラムの記事を持って来たりしますか?おそらくしませんよね?

ギターのサイトなのだから、メインとなるのはギターに関する記事であるべきで、仮にベースやドラムの記事を載せるとしても優先度は低いはずです。

ですので、「繋がりが薄い」と表現させてもらいました。

しかし、優先度が低いからと言って重要でないかと言えばそうではなく、無いよりはあった方が絶対に良いのがこの「同ジャンルだけど繋がりが薄いキーワード」たちです。

なぜなら、幅広いテーマの記事を取り扱うことで自然とロングテールSEOというSEO効果を得られますし、何よりもユーザー満足度を高めることができます。

これらのキーワードは、言うなれば刺身のツマであり、あなたのサイトの重要な引き立て役となってくれるでしょう。

SEOキーワードの選び方で最も大切なこととは?

さて、本記事ではSEO対策のためのキーワードの選び方についてお話しさせてもらいました。

しかし、SEO対策を完成させるためにはキーワードを選ぶだけではいけません。

最も大切なのは、選んだキーワードを使ってユーザーにとって有益となる記事を書くことなのです。

それを怠れば、たとえ値千金のキーワードを選べたとしてもあなたのサイトのSEO効果を高めることはできないでしょう。

SEOキーワードの選び方で最も大切なこととは、ユーザーのニーズにスポットを当てた良質な記事を書くためにキーワードを選んだのだということを忘れないことです。

その気持ちを忘れなければ、きっとあなたのSEO対策は上手く行きますよ。

ぜひがんばってみてください。

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